「人が好き!」は、フツウ、人をシアワセにする。
けれど、
不倫の場合は「好き!」が人をシアワセにしない。
どころか、
「心も疲れ、体も疲れ、家庭も壊れてしまう」という辛く悲しい悲劇となる。
だから、“不倫”は、とても怖くて、とても恐ろしい”魔物”のようなものかもしれません。
などと書かせていただきました。
人のチカラではどうにもならない
不倫のご相談をお聞きして、
よく思うのが、
「ご相談者様の力では、どうすることもできない」
ということです。
つまり
「不倫に真っ正面から立ち向かっても、ご相談者様1人のチカラでは不倫の感情に振り回されてしまう」
「不倫の感情をコントロールできない」
ということです。
例えばボクが、アントニオ猪木やジャイアント馬場に、
プロレスの戦いを挑んでも勝てないのと同じ…。
( また? 古い? (・_・; )
とにかく不倫は、相手にスッパリ「さよなら!」と言えば、
スンナリ縁を切れるような簡単な代物(シロモノ)ではないと感じております。
好きな人の心を引き裂けますか?
そして、相手がいるということは、
縁を切ろうとする時、
自分だけでなく、相手の気持ちも引き裂かなければならない。
つまり相手の気持ちを引き裂かないと不倫はやめられないということです。
また、相手がそれを望まないケースが多いので、
不倫関係は、
ズルズルズルズルと、
長引いてしまいがちです。
気持ちが落ち着かない
やはり、自分のことを「好き!」と言ってくれる人(もしくは、自分が好きな人)の、
心を引き裂くことは簡単ではありません。
そして「その結果、どうなるのか?」
というと、
「気持ちが落ち着かなくなる」ようです。
「好き!」が不安を生む
理由は、
「良くないことをしてる」という罪悪感、
「バレないようにしなきゃ」という緊張感、
「バレたらどうしよう?」という不安、
「本当に私が好きなのかな?」という不信感、
など様々だと思いますが、
とにかく、
不倫関係が続いていると、
気持ちが落ち着かなくなるようです。
つまり、人をシアワセにする「好き!」が、
人の心を緊張させ、不安にさせるという不幸な結果をもたらすことになります。
それは、お酒やたばこを断った時の禁断症状に似ているのかもしれません。
2人でいる時は、ウキウキ ワクワクと、心がときめき、
恋愛という甘い空気に酔いしれていて気持ちが良いのですが、
2人の時間が、終わってしまうと、気持ちが不安定になってしまう…。
ココロが病んでしまう
そんなときめきと寂しさを繰り返していると、少しずつ、
平和な気持ちで、安堵感に浸って、ゆっくり休む、
ということができなくなくなってくる。
それは、躁鬱(そううつ)病の躁の状態が続いている状態なので、
夜の睡眠も、浅く短いものになりがち…。
そこで、心療内科に行って、「精神疾患」の診断を受け、
睡眠導入剤を処方してもらったり、アルコールの力を借りて、
深く眠ろうとするのですが、
根本的な解決をしていないので、導入剤やアルコールが手放せなくなる。
カラダも病んでしまう
すると、さらに、自律神経が乱れ、
さらに落ち着かなくなりお薬やアルコールの量が増える。
下手をすると、お薬やアルコールの分解に体がついて行かなくなって肝臓を傷めててしまう。
そんな悪循環のサイクルにハマってしまうと、
アリ地獄のような沼に堕ち、そこから、抜け出せなく…。
(-_-;)
当然、人は1人で生きているわけではありませんので、
ある人が病んでしまうと、
家族や、その周辺の人たちも、
その影響を受けざるを得ません。
例えば、
家族が、その人のネガティブな感情を受け止めなざるを得なくなったり、
配偶者が、その人の代わりに何かをやらなきゃならなくなったり…。
不倫したら精神疾患になる?
そんな感じで、
「不倫によって、心も壊れ、体も壊れ、
家庭も壊れてしま」ったりするのですが、
もちろん、
「不倫したら、精神疾患になる」と断言できる訳ではありません。
反対に、「不倫しているから、なんとか精神状態を保てている」
というかたもいらっしゃいますし…
でも、もし、不倫しなかったら?
でも、
「もし、不倫しなかったら…。
こんなに、心も病み、カラダも病み、家族まで、壊れてしまう、
なんていう、
ツラく苦しい状況に陥らなかったのでは…。」
(´・_・`)
と、
不倫という「魔物」を呪いたくなる
気持ちになることがよくあるものですから…。
また、長くなっちゃいましたね。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。