病は気から
昔から、「病は気から」と言われてきました。
「気の持ちようで、病気になったりする」という意味なのだと思うのですが、
たとえば、現代でしたら、「考えかた」が変わるだけで、健康になるような気がするのです。
今、日本のどこかに、「健康は、お薬で、短時間で、手に入れられる。」という「考えかた」が、あるように思うのです。
その「考えかた」が、「健康は、時間をかけて、少しずつ、回復させていくものだ。」という「考えかた」に変わったら、日本は健康になるような気がするんです。
つまり、「健康を、短時間で、手に入れることができる。」という「気の持ちよう」が、病を産み出しているようにすら思えるのです。
もし、日本の皆さんの気持ちの中に、「風邪をひいたら、薬を飲んで治す。」という考え方が無くなり、
「風邪は、薬では、治らない。ゆっくり休んで、カラダが回復するまで、時間をかけて治す。」という考え方になったら、
みんな健康になるような気がするのです。
そうなれば、医療費とか社会保障費とかも、節約できるし、税金や保険料も減らせるのではないかと思うのです。
やはり、「急がば、回れ」ではないかと思うのです。